2022-10-13
秋の夜長に、採れたての無花果とクリームチーズ
先日の3連休に、直売所で見つけた無花果。
まるまると大きくて美味しそうだったので、ついつい手に取ってしましました。

不老長寿の果物と呼ばれる所以は、その栄養価の高さにあります。
タンパク質分解酵素の1つであるペクチンと水溶性食物繊維は整腸作用が、ポリフェノールの一種であるアントシアニンには抗酸化作用があり、動脈硬化や老化を抑制してくれます。
また、カリウムや鉄分、女性ホルモンに似た働きをする植物性エストロゲンも含んでいるため、特に女性は積極的に摂りたい果物です。

小さいころから、秋になると母がコトコト炊いてコンポートにしたものを冷凍しておき、お正月に解凍して家族親戚みんなで食べていた無花果。
甘く炊いたのも大好きなのですが、今回は実が大きくて新鮮なものが手に入ったので生でいただくことにしました。

材料は、無花果と蜂蜜と、少しのレモン汁だけ。
シンプルなレシピだからこそ素材の美味しさが感じられて、白ワインにも合いそうな優しい甘みと爽やかな味わいでした。
「秋の夜長」とは言いますが、その土地で採れた旬のものを美味しくいただいて、とても素敵な夜になりました。
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